実家を出てから、初めての育児に突入するまで約15年。
それなりに自由気ままな生活を送ってきました。
子供が産まれてからは、とにかく目の前のことに一生懸命でした。
自分の時間が欲しいと、思う余裕もなく、日々が過ぎていきました。
それが、子供が1歳になった頃、ふと心が軽くなりました。
まだ夜泣きは続いていたものの、何をしても寝ない!ということはなくなりました。
休息をとれるようになって体は楽なりました。
体が楽になると気持ちにもゆとりがもてるようになりました。
1歳になると、少しずつコミュニケーションも取れるようになってきて、かわいいなぁと思うこともグンと増えました。
少しだけ、前より穏やかになった生活の中で、私は思いました。
一人でふらっと、出かけたいなぁ・・・
24時間子供とずっといるのが当たり前でした。
母親という存在になって一年、ただの自分に戻りたい。
そんな気持ちがふと湧き上がってきたのです。
そして「一時保育制度」を知りました。。

1時間でいい、一人になってぼーとしたい・・・

一時保育とは・・・専業主婦でも利用できる!
一時保育とは、保護者が子供の面倒を見られない時に、一時的に保育施設に預けられる制度です。
一時保育を受けるための条件は、ほとんどの地域で以下の通りになります。
- 仕事、学習等による断続的な理由(労働、職業訓練、就学など)
- 冠婚葬祭、災害等による緊急的な理由(傷病、災害、事故、出産、介護、結婚式など)
- 育児に伴う心理的・肉体的負担を解消するための理由(リフレッシュなど)
このように、条件に保護者の就労は関係ありません。
専業主婦でも一時保育を利用して、子供を預けることができるのです。
迷いすぎた2年
一時保育を知った私は、さっそく住んでいた地域での受け入れ施設を探しました。
調べる前は、家に近くのあの場所に預けられるかなぁと思っていましたが、調べてみてびっくりしました。
一時保育を行なっている施設は少なく、どこも家からはそれなりに距離のあるところばかりでした。
地域や住んでいる場所によると思いますが、まだ子供を連れて出かけることにも慣れていなかった私には、この時点で少し億劫に感じてしまいました。
そんな時、同じ地域で子育てをしている友人から、一時保育を利用すると聞きました。
友人は、
- 保育園に電話をする
- 面接日時を決めて、子供と面接に行く
- 書類を持ち帰り、記入する
- 保育園に提出しに行く
- 一時保育を利用したい日を別の書類に書いて、提出する
- 当日、預けに行く
という手順の中、③のところでした。
見せてもらった書類は数枚あり、書くところがたくさんありました。
子供の普段の生活スケジュール、食べたことがあるもの、好きなもの、嫌いなもの、などです。
今ならサラッと書けると思いますが、当時の私には、その書類作成がとても大変に感じました。
子供を連れて、何度も保育園を行き来する必要もあります。
この時私は、一人になりたい気持ちより、手続きが面倒!という気持ちが勝ってしまいました。
時折、やっぱり子供と離れてリフレッシュしたいと思いつつも、手続きは進まず。
また、この頃、実の母に相談すると、一時保育する必要はない、と言われ、預けることへの罪悪感もありました。
専業主婦なのに子供を預けるのは甘えかもしれない、それで何か起きたら・・・と怖くなることもありました。
いろんなことをぐるぐると迷いながら、2年も過ぎてしまいました。

二人目を妊娠してようやく登録
転機が訪れたのは、二人目を妊娠して、違う街に引っ越したときです。
一人目の出産の時とは違い、二人目の出産に時は、上の子が家にいます。
入院したときには、誰かが上の子の面倒を見る必要があります。
それは夫なのですが、もし夫が頼れなくなってしまったら・・・。
そんなもしもの時に備えて、私はついに一時保育に登録することを決めました。
まずは登録だけです。
引っ越してきた地域では、面接に行く必要はありますが、それ以外はLineアプリで手続きを行うスタイルでした。
- 市のLineアプリで必要事項を入力する(子供の生活リズムや、希望の施設についてなど)
- 施設から電話が来て、面接日を決める
- 子供を連れて面接に行く
- Lineアプリで予約が可能になる
こうして、ようやく一時保育の登録が終わりました。
利用する時には、Lineで一時保育の予約をして、結果を待つだけです。
子供はもう3歳になろうとしていました。

時間と手間はかかりましたが、登録は一回で済むので、
もっと早くしておいてもよかったと思いました♪
二人目を出産してついに預けた
登録をしたものの、結局一時保育は利用していませんでした。
しかし二人目を出産したあと、生活は変わりました。
産後なかなか体力が戻らない中、日々の生活を維持するのはとても大変でした。
必要最低限のことをするだけで精一杯。
なんとか時間を作って上の子と遊ぶ時間を作ろうとするも、家の中での遊びが少し。
大好きな外遊びもさせてあげられない、テレビの時間ばかり増えていく。
私自身、毎日二人の泣き声を聞く生活に、疲れていました。
そして、ついに一時保育を利用することを決意したのです。

子供二人が泣いている。私は一人。もういっぱいいっぱいです・・・
初めて預ける前日・・・不安で眠れなかった夜
預ける日の夜、不安で眠れませんでした。
少しでも、楽しく過ごせるように、夜はぐっすり寝かせてあげたい。
下の子の夜泣きで起こしてしまわないように、夜中ずっと抱っこをしていました。

一時保育に初めて預けた時の様子
親の緊張が伝わらないように、努めて明るく自然に振る舞いました。
そして保育園に着き、ゲートを開けて敷地内に入ると、なんと娘は私を追いてダッシュ。
驚きました。
娘は、外にいた先生に、「こんにちはー!」と挨拶をして、すぐに室内に入っていきました。
慌てて追いついて先生に挨拶をします。
先生は笑っていました。
中を覗くと、娘は何で遊ぼうかなぁとおもちゃを選んでいる様子。
保育園にはおもちゃがたくさんあるよ!と言っていたことをずっと覚えていたようです。
先生と娘と笑顔で別れて、家に帰りました。
泣いてしまうかもと思っていた分、なんだか拍子抜けでしたが、とりあえずほっとしました。
でも、迎えに行ったら、泣いているかもしれない。
迎えの時間までそわそわしていました。
少し早めの時間に着き、足早に迎えに行くと、元気な娘の姿が目に入りました。
先生からも、問題なく過ごせましたよ!と教えていただき、安心しました。
そして帰るよーと声をかえる私に対して、娘は言いました。
「やだ!まだ遊びたい!帰らない!」
予想外でした。
少しだけ園庭で遊んでからなんとか娘を説得して帰宅。
初めての一時保育はこうして終わりました。

帰り道、娘は遊んだことをたくさん話してくれました♪
一時保育に預けたよかったこと
親がリフレッシュできた
その後も週1くらいのペースで一時保育を利用しました。
その間、下の子を連れてショッピングモールに行くこともありました。
下の子はベビーカーの中でスヤスヤお昼寝中。
自分のペースで、好きなお店をのぞいて、フードコートで、好きな食べ物を注文して、自分のペースで食べる。
これだけで、本当にリフレッシュできました!
1、2歳の歩く子供がいると、自分のペースでは歩けません。ゆっくりゆっくり。
そして好きなお洋服屋さんをゆっくり見る、なんてこともできません。
ご飯を食べる時も、食べたか食べてないかわからないくらい慌ただしくなります。
今回は、下の子が一緒でしたが、ベビーカーで寝ている時間におでかけすれば、ほぼ一人の時と変わりません!
初めて一時保育を考えた時の、一人時間を満喫したい!という願い。
厳密には一人ではありませんが、願いは叶ったと感じました。
自分のペースで動くという時間が数時間取れるだけで、心が生き返ります。
そして、迎えに行くと、子供がより愛おしく感じられました。
心に余裕があると、表情も柔らかく笑顔が増えます。
親が笑顔でいると、子供は安心できます。
親のリフレッシュは本当に大事だと思いました。
一時保育を利用してよかったです。

久しぶりに食べたモスバーガーは最高でした!
入園準備のリハーサルになった
一時保育の面接に行った時に、持ち物の説明がありました。
短時間とは言え、持ち物はたくさんありました。
それらを集めて、全てに記名し、帰宅したら片付けてまた準備をする。
この一連の流れは、幼稚園入園の練習になった、とあとから思いました。
幼稚園の入園準備は、さらに必要なものが増えましたが、一時保育の時に経験していたので、今までのものに追加していくという感じで、終わらせることができました。
子供と離れるという経験も、事前にできていたことは、心の準備にもつながりました。

子供も慣れていたおかげか、幼稚園に抵抗がありませんでした。
まとめ
一時保育を利用するまで、たくさんのことを悩みましたが、使用してよかったと思います。
もっと早くから利用してもよかったと思うくらいです。
専業主婦が預けるなんて・・・と思っている方がいるかもしれません。
ですが、子供と24時間、ずっと一緒にいるからこそ、一時保育の利用はいいことだと思います。
子供と少しだけ離れることで、心が軽くなることもあります。
最近イヤイヤ期が大変で、子供が可愛いと思えない、そんな時にもいいです。
リフレッシュできると、子供がより愛おしく、可愛いと思えます。
見ていないところで、たくさんのことを覚えてくる子供の姿を見るのも楽しいです。
もし迷っている方がいれば、まずは登録から始めてみてはいかかでしょうか。

登録するだけでも心が軽くなります♪
