英会話がすぐに口からでてこないよ!
瞬間英作文トレーニングで、英文が口からスラスラ出るようになるよ!
英語を読めるけど、話せない、という日本人は多いのではないでしょうか。
私は、30歳前後で英語の勉強を一から始めました。
文法、単語を勉強して、なんとか中学で習う英語なら読めるようになったなという時です。
一つの悩みがありました。
読むことができても話すことが全くできない
ということです。
見れば簡単に読める英文が、なぜ話そうと思った時に出てこないのか・・・
そこで、出会ったのが、この本でした。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」
この本に出会い、トレーニングを繰り返した結果、
全く出てこなかった英語が、次第に瞬間的に出てくるようになりました。
私は毎日1時間くらいこの本でトレーニングを積んでいました。
1ヶ月で、中学1年レベルの簡単な英文を、日本語から英語にできるようになりました。
This/that
What is(are)~
一般動詞など
でもまだ瞬間的に、という実感はありません。
約2ヶ月で、中学1年、2年、3年レベルの一部の文型の英文を、日本語から英語にできるようになりました。
There is(are)~
Whose
過去形
Be going to
現在完了
間接疑問文など
この頃には、瞬間的に英作文できる文型が出来始め、ちょっと話せるようになってきたのかもと思い始めました。
約3ヶ月目で、自分の苦手な文型がわかってきて、そこを重点的にやりました。
比較級
疑問詞+to不定詞
使役文など
そして約4ヶ月目には、この本の英文は、全て瞬間的に出るようになっていました。
瞬間英作文トレーニングとは・・・簡単な英文を、とにかくたくさん作る!
瞬間英作文トレーニングとは、その名の通り、瞬間的に英作文を作るトレーニングです。
英文を見れば瞬時に理解できるような簡単な文を、とにかくたくさん作ります。
トレーニングを積む事で、頭の中に英作文を作るための回路ができあがり、
回路ができたあとは、瞬間的に英語が口から出てくるようになる、というわけです。
ところで、
この英作文をたくさん作るという作業ですが、
これ、いきなりできますか?
英語を話せるようになるのは、とにかく話す事!ってよく言われていますが、
実際に何を話せばいいのかわからず、私は困っていました。
英語日記を始めてみても、いつも同じような文ばかりで、つまらなくなってやめてしまいました。
(Itで始まる天気の文、I(私)で始まる、行動の文がほとんど。書けて4文)
英作文をたくさん作りたいけど、どうしていいかわからない
この悩みを、「どんどん話すための瞬間英作文」は解決してくれました。
この本には、簡単な英文が、たくさん詰まっています。
そのため、英作文するための日本語文を、一から考える必要がないので、
英作文をたくさん作るという、トレーニングだけに集中する事ができるのです。
少し日本語文を変えていますが、
例えば、
このような文です。
試しに英作文して、口に出してみましょう。
いかがでしたか。
英文の例を見てみましょう。
ここで、
という方は、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をやることで、
このような英文を、普通の会話と同じスピードで、口から出せるようになります。
実感した効果
頭の中に英作文回路ができた
私も、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をやったことで、
上のような英文を、瞬間的に、口から出せるようになりました。
理由は、頭の中に、英作文回路が作られたからです。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」には、1文型あたり10文あります。
この10文を繰り返すことで、その文型の回路が、いつの間にか自分の中にできあがります。
一旦その回路ができると、その文型を使った文は、自由自在に話せるようになるわけです。
文型は中学1年、2年、3年レベルのものです。
例えば、
This/that
Be going to
現在完了
間接疑問文
比較級
疑問詞+to不定詞
などです。
音読したことのある過去の英文が出てくるようになった
これは予想していなかった効果でした。
私はDUO3.0を暗記したことで、洋書は以前より読めるようになりましたが、
会話の中に取り入れることがなかなかできませんでした。
これが、瞬間英作文トレーニングをした事で、口から出てくるようになったのです。
頭の中に英作文回路が出来上がっていれば、
あとは、その回路に覚えた単語や述語を入れるだけの作業になるからでしょうか。
一からその覚えた単語や述語を使おうとすると大変ですが、
出来上がってる枠にはめ込むだけなら、比較的簡単にできるのかもしれません。
オンライン英会話前の準備体操になった
私はオンライン英会話をやっていましたが、
瞬間英作文トレーニングを始めてから、言いたい事が瞬間的に口から出るようになってきました。
とくに、英会話レッスン直前に、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を読んでおいた日は、英語が出やすくなる、と実感しました。
ただ一冊やるには時間がかかるので、私は全ページの一つの番号だけを通しでやる、という方法をとっていました。
例えば、全ページの一問目だけやると、5分以内で、載っている全ての文型を口に出す事ができます。
回路に油をさす感じで、レッスン中はスムーズに英作文回路を回せるようになりました。
瞬間英作文トレーニングを始める前に
瞬間英作文トレーニングの効果を、最短で、効率よく発揮させるには、文法を理解しておく必要があります。
また、発音学習も事前にやっておくと、英作文トレーニングと、発音練習が同時にできるのでお得です!
文法を学ぼう!
瞬間英作文トレーニングは、自分の言いたい英語を、瞬時に英作文する為のトレーニングです。
「わかっているけど、話せない」を「わかっているものは、話せる」
に変える為のトレーニングです。
理解している文法の回路が出来上がる事で、その文型を自在に操れるようになります。
本に書いてある文を丸暗記で覚えてしまっては、回路が作られません。
私がそれを実感したのは、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を始めて3ヶ月くらい経った時です。
だいたいの文型の文は、瞬間的に言えるようになったものの、どうしてもつまづいてしまう文型のページもちらほらありました。
特に、
比較級
疑問詞+to不定詞
使役文
です。
何度繰り返しても、なかなかスムーズに英文を作り出せずにいました。
実は、もともと文型の勉強をしている時から、どれも苦手な部分でした。
そこで、私はこれらの文型を、文法書を読んでもう一度勉強し直しました。
勉強してみると、理解していたつもりで、実は曖昧になっていた部分がいくらかあった事に気付きました。
しっかりと理解したあと、もう一度トレーニングに戻ると、
何度繰り返しても躓いていた文型の問題が、なんと2回ほど繰り返しただけで、スッと言えるようになったのです。
瞬間英作文トレーニングは、頭の中に英作文の回路を作り上げるものですが、
「文型の理解」は、その回路の設計図のようなものかもしれません。
設計図がなくても、やみくもに試せばいつかは出来上がるかもしれませんが、
設計図があれば、短い時間で効率よく、作り上げる事ができるはずです。
英文を見て、
という文は、まず立ち止まって、その文法を勉強してみてください。
発音を学んでおくと、お得!
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を進めていけば、
いつか英語が瞬間的に口から出るようになります。
その時に、正しい発音が身についていれば、英会話において、さらに相手に伝わる英語になります。
正しい発音は、正しい発音を意識しながら、たくさん音読する事で、身についてきます。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は、たくさんの英文を口から出すので、発音学習のチャンスでもあります。
この時に、始めから正しい発音で取り組んでおけば、次の効果があります。
せっかく何度も繰り返すなら、正しい発音で繰り返した方が、いろいろとお得なわけです。
私は英語学習を始めて、だいぶあとになってから発音を学びました。
すでに様々な文をたくさん音読していたので、正確ではない発音で、口に馴染んでしまった英語がたくさんできてしまいました。
あとから発音を直す事はもちろん可能ですが、どうせ口に馴染むなら英語学習の一番始めに正しい発音を勉強しておけばよかった、と思いました。
そのため、今から始める方は、発音の勉強を早めにやっておくといいと思います!
(発音学習については、下のリンクに詳しく書いてあります。)
瞬間英作文トレーニングを始めてみよう
では、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を始めてみましょう。
やり方は
- 日本文を見て、口頭で素早く英作文する
- わからなくても、時間をかけず、すぐに英文を見る(10秒以内)
- 英文を口に馴染むまで読んでみる
- 英文を見ずに、諳(そら)んじてみる
これを1文ずつ繰り返していきます。
1ページ(1文型)につき、10文あります。
10文終えたら、最後にもう一度その10文を頭から英作文してみます。
そして、次のページに進みます。
これを、普通の会話と同じスピードで、瞬間的にできるようになるまで繰り返します。
最初は回路ができていないので、時間もかかって大変に感じると思いますが、
回路ができあがってくると、どんどんスピードアップします。
信じて繰り返しましょう。
文法的にわからない英文は、しっかり理解してからトレーニングに移りましょう。
できてきたら・・・家の中や外で自由に英作文してみよう
言えるようになってきたら、自由に英作文してみましょう。
私は散歩中に目にしたもので、どんどん瞬間英作文していました。
鳥がいる→「There is a bird.」
あの屋根の赤い家かわいい→「That house the roof of which is red is cute.」
今日は晴れてるな→「It’s sunny today.」
家の中でも、こんな感じの独り言をつぶやいていました。
昨日はよく寝たな→「I slept well last night.」
彼女は何時に来るのかな→「I wonder what time she is going to visit my house.」
今日はやることがたくさんある→「I have a lot of things to do today.」
このように、たくさん英作文をして口に出す事で、英作文回路はどんどん完成していきます。
まとめ
私は瞬間英作文トレーニングをする事で、英作文回路が出来上がり、瞬間的に英語が出てくるようになりました。
以前のオンライン英会話では、言葉が出てこず沈黙してしまい、あせってしまう事が多かったのですが、瞬間英作文トレーニングを始めてからは、瞬間的に英語が出てくるが増え、会話を楽しめるようになりました。
また、続けられなかった英語の日記も、頭の中でぽんぽん英文が思い浮かぶようになったので、寝る前の5分に10~20文の英文を書く事が習慣になりました。
この回路を作るトレーニング法を一度身に付けると、高校で習う文型、さらにその上の文型と、自然とステップアップしていく事ができます。
私もまだまだステップアップ中です。
まだ始めていない方、まずはそのスタート地点、
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」から始めてみませんか。