いきなりですが、みなさん学校で発音って習いましたか?
私の学校では、たぶんあまり教えていませんでした。
(英語は一番苦手で授業の記憶がほぼないのですが・・・)
学校では主要な受験科目ではないからか、英語の発音ってほとんど勉強しませんよね。
だいたい、文法、語彙、リスニングではないでしょうか。
学校でそうだったのだから、社会人になって英語をやり直そうと思ったとき、
やっぱり上の項目だけを勉強してる人って意外と多いんじゃないかな、と思います。
私もその一人でした。
でも、ある時、発音の勉強をしてみると、実際には驚くべき変化がありました。
発音の勉強って大事かな
大事だよ!
勉強するといい事たくさんあるよ!
ところで、みなさんはどのような理由で英語を勉強していますか。
という人は、ぜひ発音を学ぶ事をおすすめします!
発音を学ぶメリット
リスニング力が抜群に上がる
知っている英語なのに、聞き取れない・・・!
そんなことってありませんか?
聞き返してもわからない。
書いてもらって、ようやく、ああ、それを言ってたのね!ってなったり。
英語字幕で映画を見てる時、本当に今その英語しゃべった?って思ったり。
なぜ知っている言葉なのに、こんな事になるのか・・・。
それは、
自分の中で作られている音と、
実際に聞こえている英語の音に、
ズレが生じているからです。
例えば、appleをカタカナ英語の ア ッ プ ル で、覚えているとすると、
自分の耳は、appleは アップル と聞こえるはず! と思い込んでしまいます。
でも実際には、英語ではアップルとは言ってませんよね。
無理やりカタカナにして、
apple(ˈæpl)ア ポォゥ
という感じ。
予想していた音と異なった場合、人はすぐには認識できません。
でも始めから、appleは(ˈæpl)ア ポォゥ !と覚えていたら、
確実に聞き取れるはずです。
つまり、
この二つが一致すれば、英語は聞き取れるようになります!
では、どうすれば解消されるのでしょうか。
自分の中の音を、正確なものに作り上げる必要があります。
その最も効果的な方法は、
正しい発音で、英語をたくさん読む!
「自分で出せる音」🟰「聞き取れる音」になります。
正しい発音で話せる英語が増えるほど、聞き取れる英語はどんどん増えていきます!
伝わる英語が話せる
せっかく覚えた英語フレーズや単語を使ってみたけれど、スムーズに伝わらなかった・・・
そんな経験ありませんか。
これも、発音を学べば解消されます。
極端に言えば、音の違う言葉は、もはや違う言葉です。
共通の音を認識して、初めて通じ合えるものだと思います。
正しい音を発する事で、相手にすばやく正確に伝わるようになるでしょう。
自信がつく
英語が聞き取れ、自分の英語も相手に伝わるようになると、
どんどん自分の英語に自信がついてきます。
自信がつくと、もっと学んで、もっと英語とふれ合おうという気持ちになれます。
発音を学ぶことは、英語学習において良い事尽くしです。
発音はいつ学べばいいのか・・・英語を勉強するなら最初!なるべく早めに!
私は始め、発音の勉強をしていませんでした。
文法書を読み、よくあるフレーズ集を何冊も買って、単語帳を勉強して・・・
発音を意識したのは、単語帳を見ている時でした。
単語の下に書いてある、この発音記号、なんて読むんだろう・・・
さらに思いました。
同じアルファベットなのに、なんで記号は違うんだろう・・・
これまで発音は、ふってあるカタカナを見て読んでいました。
でも、この疑問を機に、発音記号を勉強したのです。そして思いました。
一番最初に、発音を勉強しておけばよかった!!
発音の勉強をしてから、単語帳を再開しました。
すると、正しい発音を覚えた単語の、聴き取り力が、抜群にアップしました!
そして、一度間違った音で覚えてしまった単語は、直すのが大変でした・・・。
始めから正確に覚えたほうが、時間の短縮になるし、楽です!
発音の勉強法
発音記号を知ろう
発音記号って大事?
振ってあるカタカナではだめ?
完璧ではないよ!
例えば、
Run -ran-run ラン ラン ラン
カタカナでは全てランですが、発音記号をみると、
Run rˈʌn
Ran rˈæn
Run rˈʌn
このように違いがあります。もちろん音も違います。
ちなみに、普段、音声を聞いて覚えている人もいると思います。
私も発音記号を知る前は一つ一つそうしていました。もちろんそれも大事だと思います。
ただ、発音記号を知っていれば、辞書を開いて発音記号を見るだけで、
すべての単語を発音する事ができます!
これってすごい事だと思いませんか。
超おすすめ本!「脱・日本語なまり」
筆者のおすすめ本はこちらです。
「脱・日本語なまり」 著者 神山孝夫
発音記号の説明は、いろんなサイトや本に載っていますが、
この本は、
が、書かれています。
それを踏まえて、英語の発音について詳しく書かれているので、
自分の(日本語の)癖を理解しつつ、
英語の正しい発音を学ぶ事ができます。
ただ漠然と練習するよりは、自分の癖や苦手な所を知ってから練習する方が、
上達するような気がしませんか。
ちなみにCDは付いていませんが、参考となる音声と映像データのURLが載っています。
音はもちろん、口の形も確認できるので、ぜひ見てみてください。
発音してみよう
発音記号を見て、発音の仕方がわかったら、実際に発音してみましょう。
用意するものは、 鏡と録音できるもの です。
- 目の前に鏡を用意して、録音ボタンを押す
- 舌の動きを意識して、口の形を見ながら、発音する
- 録音を停止して、再生して聞いてみる
これだけです。これを何度も何度も繰り返します。
始めのうちは、顔が筋肉痛になることもありますが、
これは日本語では使わない筋肉が、ちゃんと使われたという証拠です!
大袈裟なくらい舌と口を動かして、練習してみましょう。
発音が学べるオンライン英会話
私は、発音記号を本で学び終わったあたりに、
オンライン英会話を始めました。
発音を試す目的ではなく、ただ誰かと英会話をしたくなっただけでしたが、
そこでいろんな先生に自分の発音を褒められ、嬉しくなりました。
そして入会してから気付いたのですが、
私の入ったオンライン英会話には、発音の教材がありました!
全部で20レッスンみっちり発音を学ぶ事ができました!
一つの発音記号の教材に、例文がたくさん載っていたので、かなりの訓練になりました。
もちろん先生によるフィードバックが受けられる事も、オンライン英会話の魅力の一つです。
また、「スピーキングテスト」というものがあり、
発音を含めた、英語を話す力を測定するテストを、定期的に受ける事ができました。
客観的に発音を見直したい時には、オンライン英会話はおすすめです。
私の入会したオンライン英会話は
レアジョブ英会話です。
レアジョブに決めた理由はこちらの記事に書いてあります。
まとめ
発音を勉強する前、覚えたはずの英語を、なかなか聞き取れませんでした。
発音を学んで、正しい音で発音できるようになった英語は、聞き取れるようになりました!
自分の英語が伝わると、自信につながり、さらに英語学習に意欲的になります。
発音の勉強がまだの方、ぜひ始めてみましょう!
あなたの英語学習に、大きな変化が訪れるはずです。