この記事では、子供の初めての体調不良にパニックになった状況と、その時の経験から得た教訓を書いています。少しでも誰かの参考になれば幸いです・・・。
コロナ禍で出産し、外との交流がほとんどなかったからか、娘は風邪をひくことがありませんでした。
初めての体調を崩したのが、ちょうど1歳になった頃でした。
夕方からなんとなく眠そうでぐったり。
ソファの上に自分から上がって横になっていました。
気が付くと眠っています。
急いで布団をしいて寝かせると、しばらくしていきなり娘が嘔吐したのです。
結論から言うと、2、3日で回復したのですが、初めてのことでパニックになりました。

布団を捨てた
まず子供が吐いた布団を捨てました。
気が動転していて覚えていないのですが、この出来事からすぐ、この時使っていた安い布団は家からなくなっていたので、たぶん捨てたのだと思います。子供が吐いて汚れた布団をどうにか綺麗にする余裕がこの時にはありませんでした。
こども医療でんわ相談に電話した
退院の時か、市役所に出生届を出した時か、いつのタイミングでそれを貰ったのかまったく覚えていませんが、「こども医療でんわ相談」という言葉とダイヤル番号の乗ったマグネットが冷蔵庫に貼ってありました。病院に行った方がいいのか、このままでいいのか、さっぱりわからなかったので、まずはこちらに電話をしてみました。
動揺して状況をうまく説明できなくても、相手がいろいろと質問してくれるので、それに答えることはできました。
そして、娘の意識レベルが心配なので一応救急車を呼びましょう、ということになりました。
この先何度も娘の体調不良を経験する中で、娘は具合が悪くなると一人で柔らかいところに行って寝始める、という習性を知ることになりますが、この時はまだ知らず。
今から夕飯、というタイミングで救急車に乗ることになりました。

人生で初めて救急車に乗った
車内が揺れるタイミングで、娘は嘔吐しました。
揺れているので気持ち悪くなっていたのだと思います。
救急の方は、おそらく感染性のものか確認するために、私にも症状があるかと聞きましたが、空腹時に乗り物に乗ると100%気持ちが悪くなる体質の私は、夕飯を食べ損ねたことで、実際かなり気持ち悪くなっていました。
ただ、これを伝えるとややこしいことになると思い、ありません、と伝えました。
救急車に乗る前に症状はなく、降りてしまえば気分も回復しました。
夜間救急を受診
救急車が病院について、少しだけ待機したあと、診察を受けました。
診察はすぐに終わった気がします。
吐き気どめの坐薬を処方してもらい、帰宅したと思います。
気が動転していて、はっきりとは覚えていません。
3年経った今もしあの時に戻ったら・・・
育児レベル0だった当時。
今も1か2つくらいですが、娘の体質や習性についてはあの頃よりは知っています。
まず娘がいつもと違う時間に寝始めたら、そのまま寝室に連れていって寝かせます。
その時に、シーツは防水シーツに変更。
布団の周りにはペットシートを敷き詰めます。
吐いたとしても防水シートかペットシーツの上。そのまま洗うか、捨てます。
育児レベルが5くらいになれば、ここで次亜塩素酸を使ってきっちり消毒するところですが、まだそこまでは到達していません。一応準備はしていますが。
そのまま寝ているようなら朝まで寝かせて、翌日によく観察。
水分はスプーン1杯くらいから時間をおいて少しずつ。
ここでたくさん飲みたがってるからとたくさん与えてしまうと、さらに吐いて逆に脱水になってしまいます。水分摂取は少しずつこまめに。(調子に乗って食べ物や飲み物をあげすぎた時の話はこちら)
あの時、娘は翌日には吐かなくなっていたので、今なら様子見つつ少しずつ食べさせておわりですね。

得た教訓
この時、一つ良かったなと思ったことは、「こども医療でんわ相談」を知っていたことです。
初めてのことに動揺することは自然だと思います。
そんな時に適切に対処するにはどうしたらいいのか。
あらゆる状況をイメージしてシミュレーションしておくことも効果的だと思いますが、想像の範囲を超えてくることもあると思います。
今回は、「こども医療でんわ相談」に電話したことで、こちらの気が動転していても、プロが客観的に判断し、彼らの指示のもと動くだけで済みました。
つまり、一番の備えは、もしもの時に相談できる場所を把握しておくこと、ではないでしょうか。
具体的には、相談先の連絡先を目のつくところに控えておく、ということです。
私はこの出来事の後、以下の連絡先を書き出しておくことにしました。
幸い、まだ電話をかける事態にはその後なっていませんが、いつ何が起こるかわかりません。
もしもの事態は突然やってきます。
パニックになってしまった時、第3者の声を聞くと、安心したりするものです。
今、目のつくところにこれらの連絡先が見当たらない方、ぜひ書いておきましょう。
そして同居する家族がいれば、共有しておきましょう。
備えあれば憂いなし。きっと乗り越えられます。