産後はゆっくり休みたいな・・・。
上の子との時間もしっかり取りたいな・・・。
子供が2歳の時、二人目が産まれる事になりました。
一度出産を経験しているので、産後のイメージはなんとなくできました。
今回も、昼夜関係なく泣く赤ちゃんのお世話で、毎日フラフラになるんだろうな、と予想できました。
ただ、今回は、赤ちゃんのお世話をしていればいいだけではありません。
上の子がいます。
寂しい思いをさせないように、できるだけ上の子とも一緒の時間を持ちたいと思っていました。
産後、この両方を実現させるために、私は産前に準備をしました。
それは、
未来の家族にご飯を用意する
という事でした。
料理は、一番時間のかかる家事だと思います。
献立を考えて、買い物に行って、作って、配膳して、食器を洗って、片付けて。
これが1日3回、生きている限り続きます。
さらに、この頃、子供用と大人用の食事を別々に作っていたので、
1日6食用意していた事になります。
時間もかなりかかりますが、加えて、立っている時間が長くなります。
産後は、体の傷が癒えるまで、できるだけ安静にしていた方がいいといいます。
妊娠前の体に戻るまで、6〜8週間。これを産褥期といいますね。
料理の時間が減らせれば、
この両方を実現できます。
料理の時間を減らすために、具体的にした事は、
です。
この準備のおかげで、産後はゆっくり休む事ができ、上の子との時間も取る事ができました。
この記事では、
について、紹介したいと思います。
冷凍作り置き(主に子供用)
食べるものは食べるけど、食べないものは食べない。
昨日まで食べていたのに、いきなり食べなくなってしまった。
そんな事が連続の幼児食。
食べるか食べないかわからないけれど、すぐ食べられるものがあるとやっぱり楽です。
そこで、出産間近までよく食べていたもので、冷凍できるものは、作り置きしておきました。
自分の子は、これなら食べる、そして、冷凍できる、というものがあれば、作っておくと楽です。
個人差がとても大きいと思いますが、これならうちの子も食べるかもというものがあれば幸いです。
ミートソース
野菜、お肉、炭水化物を一度に取れるミートソーススパゲッティ。
ソースを冷凍しておけば、あとはパスタを茹でるだけ。
早茹でマカロニなら3分で用意できてしまう、あれば便利な作り置きです。
私は4人分作って、子供には大人のを少し分けてかける、という感じにしています。
薄味で作って、大人は食べる時に塩を足したり、粉チーズを足したりしています。
ミートソースのレシピ(4人前)
- 野菜(人参1/2、玉ねぎ1/2など)食べさせたい野菜を好きなだけ。
- お肉(ひき肉などなんでも)200グラムくらい
- マッシュルームやしいたけなどのきのこ(なくてもいい)
- ホールトマト 1缶(1パック)400mL
- ケチャップ 大2
- ウスター 大1,5
- コンソメ 小1
- 小麦粉 大2
- 砂糖 大1/2
- 具材(野菜、お肉、きのこ)をフードプロセッサーにかける
- オリーブオイル(油なんでも)で炒める
- 小麦粉を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 調味料(ケチャップ、ウスター、コンソメ、砂糖)を入れる
- ホールトマト、水1カップ入れて煮込む
- 塩で味をととのえる
ハンバーグ
お肉と野菜を一度に取れるように作ります。
お豆腐を入れると、大豆タンパクも摂れて、しかもふっくら美味しくなります。
ハンバーグのレシピ(大人の3人前)
- 野菜(人参1/2、玉ねぎ1/2など)食べさせたい野菜を好きなだけ。
- 合い挽き肉 300gくらい
- お豆腐 1/4丁くらい(なくてもいい)
- 卵 1個
- パン粉 1/2カップ(野菜と豆腐で水っぽくなったら、さらにパン粉を増やす)
- 塩 小1/3、こしょう
- 材料を全てフードプロセッサーに入れる
- 柔らかさをみて、水っぽければパン粉を足す
- 塩、こしょうを入れて、フードプロセッサーで再度混ぜる
- 好みの大きさに成形して焼く(片面を焼いてひっくり返した後、蓋をして蒸し焼きにするとふっくら柔らかくなって、子供が食べやすくなります)
人参のしりしり
人参、卵、ツナの炒め物です。これとご飯で立派な食事になります。
人参のしりしりのレシピ
- 人参 1本
- ツナ缶 人缶
- 卵 1個
- だしのもと 小1/2
- しょうゆ 小1/2
- 人参を千切りにする(スライサーが便利)
- 卵を溶いておく
- 熱したフライパンに油をしいて、人参を炒める
- 人参がしんなりしたら、ツナ、卵を入れて炒める
- 調味料(だしのもと、醤油)を入れる。(薄味です。お好みで加減してください。)
ホットケーキ
ほとんどの子供が大好きですね。
私は砂糖の量を減らす代わりに、熟れたバナナを加えて甘みを出しています。
バナナの栄養も一度に取れちゃいます。
ホットケーキのレシピ(4人分)
- 薄力粉 150g
- 砂糖 30g
- ベーキングパウダー 8 グラム
- 熟れたバナナ 2本
- 卵 1個
- 牛乳 150mL前後
- 粉類をボウルに入れて、泡立て器で混ぜます(ふるわなくても大丈夫です)
- バナナを別の容器でつぶしておきます
- 卵をバナナと混ぜます
- ③を①に入れて、泡立て器で混ぜます
- 牛乳を入れて混ぜます(薄いホットケーキが好きなら、さらさらに。厚いホットケーキが好きならどろどろの感じになるように牛乳の量を調整)
- フライパンに油をしいて焼く。
蒸しパン
野菜とお豆腐を入れれば、栄養も取れます。
私はにんじんのすりおろしや、マッシュして冷凍しておいた、カボチャをよく入れます。
お豆腐を入れると、少しできあがりがペタペタしますが、タンパク質が摂れるのでおすすめです。
蒸しパン
- 薄力粉 150グラム
- 砂糖 30グラム
- ベーキングパウダー 8グラム
- 野菜(人参すりおろし1/2本もしくはカボチャ1/4個分のマッシュなど)
- お豆腐 1/4丁
- 水140mL(お豆腐、野菜を入れる場合は、120mLくらい)
- 粉類をボウルに入れて、泡立て器で混ぜる(ふるわなくても大丈夫)
- 野菜、お豆腐を入れてさらに混ぜる
- 水を入れて混ぜる
- 深い容器(カップ型、グラタン皿、ラザニア皿、ケーキ型などなんでも)にクッキングシートをしいて生地を流し込む
- 蒸し器に入れて弱火から中火で25分蒸す。竹串を刺して、生地がついてこなければ完成
フレンチトースト
フレンチトーストにも、野菜は足せます。
茹でた小松菜をみじん切りにしたものや、にんじんのすりおろしを卵液に加えます。
野菜の味はほぼしないので、見た目を気にしない子供なら、野菜も一緒に食べてくれると思います。
フレンチトーストのレシピ(6枚切り食パン1枚分)
- 食パン6枚切り 1枚
- 卵 1個
- 牛乳 90mL
- 砂糖 大1
- 野菜のすりおろし 大1くらい
- バター
- 卵、牛乳、砂糖、野菜を入れて泡立て器でよく混ぜる
- 食パンを①の卵液に浸ける
- フランパンを熱し、バターで焼く。弱火でじっくり。片面焼いてひっくり返したら、蓋をする。
マッシュ野菜
カボチャ、さつまいも、じゃがいもをマッシュして冷凍しておきます。
そのまま片栗粉だけ加えて焼いて、もちもちした食感のおやつになります。
みじん切りにした野菜や、お豆腐、しらすなどを片栗粉と混ぜれば、立派なおかずになります。
あるととても便利なのがマッシュ野菜です。
私はよく炊飯器で野菜を蒸してから、フードプロセッサーでとろとろになるまで混ぜています。
それをラップで小分けに包んで、冷凍しています。
<蒸し方>
よく洗った野菜を、そのまま炊飯器にごろんと入れて、水を1カップほど入れて炊飯します。
もしくは、
ご飯を炊く時に、野菜をクッキングシートで包んで一緒に炊いてしまいます。
ただ、この場合は、5合炊きの炊飯器で2合までの量を炊く時だけにしています。
スイートポテト(お菓子)
栄養満点のお菓子です。
スイートポテト(シリコンカップ9個分くらい)
- さつまいも 400グラムくらい(炊飯器や蒸し器で柔らかくしておく)
- バター 40グラム
- 牛乳 60mL
- 卵黄 1個分
- 砂糖 50グラム(サツマイモが甘ければもっと減らしてもいい)
- バニラエッセンス 数滴
- 材料を全てフードプロセッサーにかける
- よく混ざったら型に入れる
- 160度オーブンで20分焼く
焼く前に、卵液(レシピ外)を塗ると、綺麗な焼き色がつきます。
塗らないと焼き色はつきませんが、味は美味しいです。
クッキー生地(お菓子)
生地を冷凍しておけば、あとは焼くだけです。
クッキー生地(小30個分)
- バター 40グラム(室温に戻して柔らかくしておく。)
- 砂糖 30グラム
- 薄力粉 60グラム(振るっておく)
- 卵黄 1個分
- バニラエッセンス 数滴
- バターに砂糖を3回に分けてすり混ぜる。
- ①に卵黄を混ぜる
- ②に振るっておいた薄力粉を粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- バニラエッセンスを3滴ほど垂らして混ぜる
この状態で、ラップに包んで冷凍します。
焼くときは、30個分くらいに丸めて、150度に予熱しておいたオーブンで10分焼きます。
まとめ
産前に家族のご飯を準備をしておいた事で、
これらを叶える事ができました。
準備の内容は、
この二つです。
実際、作り置きはタイミングが少し難しいです。
早めに作ってしまうと、長い期間冷凍しておくことになります。
でも出産予定日ギリギリに作ろうとすると、作る前に産まれてしまった、という事にもなります。
私は予定日の2週間ほど前から作りましたが、すでに生産期に入っているので、いつ産まれてもおかしくはありませんでした。
なので、手作りの作り置きは、準備できたらラッキー!という感じです。
この時期は、もうお腹もすっかり大きくなって体が重いと思います。
無理はせず、できるときに、
未来への家族ご飯、今から用意してみませんか。