子供の成長に伴って、衣類が増えていきます。
少しサイズが小さくなったかなと思っても、いやまだ着れる、「汚れてもいい服」として外遊び用にしよう、なんて考えていくと、お出かけ用、泥遊び用、それぞれ夏用、冬用と、どんどん服が増えていきます。
帰ってきたあとの上着や帽子をパッパッと手で払うと、フワーと何かしらが飛散します。
砂なのか、花粉なのか、または目には見えないウイルスなんかも付着しているのかも。
ウイルスはわかりませんが、花粉や土は目で見てわかります。
私は子供の頃から花粉症です。
しかも、春、夏、秋と原因となる植物があり、一年のほとんどが花粉症です。
特に春と夏は、エアコンをつけると呼吸が苦しくなるほど咳が止まらなくなることもあります。
冬が好きです。
そんな花粉症の私が気をつけていることは、部屋に花粉をできるだけ持ち込まない!ということです。

花粉症つらい・・・

今までしていた花粉を部屋にもちこまない対策
実際に今までやってきたことは
これらをずっと続けてきましたが、最近一つ問題が出てきました。
子供の服が増えて、服がクローゼットに収まらなくなったのです。
また、子供が外で遊んで帰ってくると、床がなんとなくじゃりじゃり。
上着をはらっても落ち切らない砂や花粉が部屋に入ってきていると感じました。
こうして自然とたどり着いた形が、
玄関に来ていた上着と帽子を置いてくる
でした。
結果、どんな状況になるかというと、


こんな感じです。
棚の上や床にただ置いているだけです。
服が増えていくにつれて、衣類の山も、床への進出も増えていきました。
これ以上進むと、衣類は高い山となり、床も埋め尽くされることでしょう。
わかっていながらも、重い腰がなかなか上がりませんでした。
しかし、上の子の入園準備が始まり、園からの準備リストを見た時です。
数ページに渡って必要なものが載っていました。
こんなにあるの?
こんなにものが増えちゃう?
実はこのとき、玄関だけでなく、家のあらゆるところに山ができていたのです。
私には未来が見えました。
さらに物が増えて、山が育ち、毎日毎日、あれはどこだ、もう間に合わない、遅刻する
散らかっていることで起こる様々なトラブルが、このとき私にははっきりと見えたのです。
片付けよう。
整理整頓をして、落ち着いて幼稚園に通えるように、できるだけ環境を整えておこう。
こうして私は、まず玄関の山から向き合うことにしました。

忙しい朝にものが見つからないと焦りますよね!

玄関収納①上着をかけるためのフックをつけた
まずは家族四人の上着を片付けることにしました。
クローゼットはもういっぱいです。
花粉を部屋の中に持ち込まないためにも、玄関でどうにか食い止めなければいけません。
そこで考えたのが、壁にフックをつけることです。
壁にかければ、通り道にはみ出すことなく、スッキリと収納できると思ったからです。
フックはインターネットで購入しました。
ネジのついた真鍮の丸型フックを選びました。


長さ5cm(ネジ部分含まない)
円の直径2.5センチメートル

4箇所、服をかけられそうなスペースがあったので、4つのフックをネジでつけました。
実際に服をかけてみました。

少しドアの方にはみ出しましたが、こちら側のドアは開けないということにして、良しとします。
ちなみにハンガーはニトリで購入しました。
一応玄関ということで、人の目につくところなので、普段使っている百均のプラスチックではなく、木製のものにしてみました。
良い感じです。
5センチの長さで、冬用の厚手の上着が2着かけられました。

これで玄関の上着の山は消滅しました。
花粉の部屋への侵入も防げます。
次は帽子です。

麦わら帽子やニット帽などたくさん!

玄関収納②帽子をかけるために棒をつけた
帽子や手袋の小山が出来上がりつつあります。
山が高くなる前に対処しなくてはなりません。

始めは、上着用のフックに一緒にかけてしまおうかと思いました。
ですが、上着を取る時に引っかかったりと、少し不便に感じました。
また、帽子の他に、手袋などもスッキリ片付けられるといいな、と思いました。
そこで思いついたのが、棒です。
横棒を通して、そこに何でもかんでもぶら下げてしまえばいい、という考えです。
ちなみになぜ私が壁収納にこだわっているかというと、理由は二つあります。
物が置いてあると、退かす必要が出てきます。
宙に浮いていれば、床や棚をサーーーと拭けます。
私は、一つ一つ物をどかして掃除をするのが、ものすごく億劫なのです!
次第に掃除が面倒になってやらないでいると、埃が溜まり、鼻がむずむずしてきます。
私は埃もアレルギーです。
なのに掃除嫌いなので、できるだけ掃除が簡単な部屋作りをいつも模索しています。
さて、購入した棒とネジです。


長さは事前に測っておき、店舗でカットしてもらいました。

棒の受け金具は、首が長い物を選びました。
これもさきほどのフックと同じように、ネジでとめます。
ただ、そして壁際すぎてやりにくかったので、セロハンテープでずれないように仮止めしました。
また、木が硬すぎてなかなか穴が開かなかったので、始めにキリで少し穴を開けました。

そのあと、ドライバーでねじ止めしました。

つきました!

反対側も同じようにネジでとめます。
そして受け金具に棒を差し込んで、完成です!

受け金具を首ながにしたことで、このようにハットを置くこともできます。

全部かけてみました。

良いですね!
S字フックなどは百均で購入しました。
この吊るせる洗濯バサミのようなものが大活躍です。


手袋やネックウォーマーも挟んで吊るせました!
Before&Afterの写真
⭐️Before

⭐️After

⭐️Before

⭐️After

いかがでしょうか。
床や棚にごちゃっと置いていただけの衣類たちを吊るしてみました。
スッキリしたのではないでしょうか。
これなら玄関を散らかすことなく、花粉の侵入を防ぐことができそうです!

お掃除もしやすくなりました!

壁や木に穴をあけられない時のおすすめグッズ
私は築40年越えの中古戸建てを購入して暮らしています。
そのため、躊躇なく壁に穴を開けることができました。
しかし、賃貸の方や、新築などで壁に穴を開けることが躊躇われる方には、挟めるハンガーがおすすめです。
私は近くの百均でいくつか購入しましたが、ホームセンターやインターネットでもよく見かけます。

挟む部分があればどこでも使えます。
いろんなところにつけて、カレンダーをひっかけたり、ハンガーをかけたりして使用しています。
家を見渡すと、意外に挟める部分は多く、いっきに収納部分が増えます。


小さい子供のいるお家にも吊るす収納はおすすめです。
なんでも口にしてしまう子供から遠ざけることができます。
まとめ
花粉が本格的に始まる前に、玄関をすっきりさせることができました。
上着類を玄関に置いてくることで、花粉の侵入を防ぐことができます。
壁に吊るしているため、棚の上や床の掃除も楽に行えます。
また、幼稚園が始まって荷物が増えても、とりあえず上着と帽子と吊るせる物はなんとか整理できそうです。
他の部屋の山たちはまたおいおい。
花粉を部屋に持ち込みたくない、散らかっている玄関をすっきりさせたいという方は、壁収納おすすめです!

自分で作ると愛着も湧きますね!
長さは自由にカット♪
首長にしてハットを並べるとおしゃれな雰囲気になりますね♪
万能です!キッチンやお風呂場でも活躍しています♪
壁に穴が開けられない場合に良いですね!
耐荷重に注意しつつ、突っ張り棒はより簡単に設置できて良いですね♪