瞬間英作文トレーニングをやると、英語がスラスラ口から出るようになるらしい。
「どんどん話す瞬間英作文トレーニング」という書籍は有名みたいだね。
どれどれ、レビューを見てみよう・・・
良いレビューは多いけど・・・
『どこで使うの?って英文があって微妙』
『ネイティブは使わないでしょって英文あって微妙』
なるほどねー、不自然な英語が染み付いたら嫌だし、やめておこうかな
待って!やらないのはもったいないよ!
というお話です。
どこで使うの?で話題のフレーズ・・・でも私はこう妄想した
Who am I ?(私は誰?)
You are my daughter.(あんたは私の娘だよ。)
どこで使うんだ、でよく話題になっている代表的なフレーズですね。
でも、私は最初に読んだ時から、こんなシチュエーションが浮かんでいました。
物思いに耽る女の子が、頬杖をつきながら窓の外を眺めている。
なぜ空は青いのかしら、なぜ鳥は歌うのかしら、なぜ私は存在しているのかしら。
もしかしたら私はどこかのお姫様かもしれない。
そして、台所で忙しそうに家事をしている母親に尋ねるのです。
「Mom…Who am I ?」
忙しい母親は娘をチラッと見て言います。
「You are my daughter.」
もう一つ。これもどこで使うんだ、と話題にあがりやすい英文。
Are her eyes blue ?(彼女の目は青いですか?)
ある女性を探している探偵
どんどん彼女に近づいていく
最後に、核心をつく質問をする
「Are her eyes blue ?」
「…Yes, they are.」
世界のどこかで、使われている可能性はゼロではないと思いませんか。
こんな風に、私はどんな英文でも情景が勝手に浮かんできます。
(空想ばかりしているともいう・・・)
そうは言っても、自分では使わないでしょ!
そうかもしれません。
ただ、こんな英語使う場面ないでしょ!的な口コミを見るたびに、私は自分の妄想を伝えたいと、うずうずしていたので、ここで勝手に紹介させていただきました。
自分には妄想が苦手だし、やっぱり自分が使わなそうな英語はちょっとな・・・
と、思っても、
実は大丈夫です!
なぜなら、瞬間英作文トレーニングにおいて、
日本語訳文が不自然かどうかは、全く問題にならないからです!
使わなそうな日本語文でも、ちゃんとトレーニングになる理由
瞬間英作文トレーニングの目的は、
英文を丸暗記する事ではありません。
英文を瞬間的に作り、口からスラスラ出せるようにする事です。
機械的に、決まった形の英文を、大量に作る、というトレーニングを積むと、
頭の中に英文を作るための英作文回路ができあがる、というものです。
そのため、ここで大事なことは、
英作文を脳の中で作り上げる過程であって、最終地点の日本語訳はなんでもいいのです。
日本語→→→→→→→→英語
↑ここが大事
ここの回路が頭の中にできあがる
母国語と同じように、頭に言いたいことが浮かんだ瞬間に、それを英語で言えるようになります。
回路ができあがれば、その回路を使って自由に英作文できるようになります。
自由自在に作れるようになった時、自分が不自然だと思う文を作らなければいいだけです。
文を作る過程が大事な瞬間英作文トレーニングにとって、
意味のある文かどうかは、全く問題ではないのです。
トレーニングを続けると起きてくる不思議な現象
私は英単語帳のDUOを100周以上音読して、全部暗記した事があります。
(関連記事「主婦が英単語帳Duo3.0の560英文を7ヶ月で暗記した方法 」)
ただ、それが自然と口に出る事はあまりありませんでした。
瞬間英作文トレーニングを始めたところ、思い出したように、ふと音読した英文がさらっと出てくるようになりました。
不思議な感覚でした。
これについては、「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」で
著者 森沢先生も書いていました。
回路を獲得してからは、音読によるストックが堰を切ったように、回路に乗ってどんどん外に出てくるようになりました。(中略)音読したことさえ忘れていた文の一節やフレーズが、口をついて出てくるということが何度も起こりました。
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング 著者:森沢洋介 ベレ出版
まとめ
どんどん話すための瞬間英作文トレーニングとは、
やって無駄なことは一つもありません。
実際に私は、この本でトレーニングを積んだことで、自然に英語が出るようになりました。
ぜひ何周も何周も繰り返して、効果を実感してみてください!